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2005年06月06日

6/5付沖縄タイムスに「無防備運動」が掲載されました

■沖縄タイムス 6月5日(日)朝刊  「発信・着信」
  

   学習会 「無防備地域宣言」を学ぼう

 「無防備地域宣言」という言葉を聞いたことがありますか。国際人道法と呼ばれる「戦争のルール」を定めたジュネーブ条約第一追加議定書の59条に「無防備地域宣言」があります。戦争にもルールがあることはあまり知られていません。第一・第二次世界大戦での死亡者に占める民間人の死亡比率が5パーセントから50パーセントに跳ね上がり、ベトナム戦争では95パーセントになりました。現代の戦争は、戦闘員ではなく民間人に多くの被害を出します。こうした悲惨な戦禍をなくそうと赤十字国際委員会で定められたものがジュネーブ条約です。戦争という究極の暴力を、法により規制を加えるものです。ジュネーブ条約第一追加議定書は、一九七七年にベトナム戦争後に生まれ、日本政府は、昨年これに批准し今年2月末に正式に発効しました。

 無防備地域宣言とは、「この地域は非武装です」と宣言することによって、戦域から外されるという国際ルールです。これを地方自治体が宣言し、戦禍から住民の生命と財産、文化財を守ることになります。地方自治法の直接請求という制度を活用し、有権者の五十分の一の署名があれば地方自治体の長に条例制定を求めることができます。

 昨年から来年にかけて全国二十以上の自治体で取り組まれようとしています。憲法改悪や国民保護計画策定の動きの中で、憲法の非武装の理念を地域で実現させようという市民の運動です。

 沖縄でもこの運動を広げようと「無防備地域宣言・沖縄ネットワーク(準備会)」が結成されました。その最初の取り組みとして「無防備地域宣言とは何か」を学ぶ学習会を開催します。講師は、イラク・アフガン、女性国際戦犯法廷などの運動をけん引された東京造形大学教授の前田朗先生。6月11日(土)午後6時半から、場所は那覇市の沖縄県女性総合センター「てぃるる」。参加費は無料。どなたでも参加できます。
 連絡先は、事務局・西岡、電話090(3970)8772。

投稿者 全国ネット : 21:24 | 報道 /| 沖縄 /| 沖縄タイムス | トラックバック (0)